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夏巻き

テレビでは春巻きじゃない夏巻きにトマトが入りあなたを想う
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題詠blog2014まとめ(その1)

001から050まで

001:咲 タンポポが咲き乱れたる空地への思いとどめて下宿に帰る
002:飲 飲み込んだ別れの言葉乗せながら汽車は西へと進み始める
003:育 体育の授業をともにサボリたるAよお前は小悪魔なのか
004:瓶 理科室の牛乳瓶の牛の字の下が100ミリリットルの線
005:返事 誰彼に話していたり「おはよう」に返事してきた猫のことなど
006:員 物理部のたった一人の女子部員アンモナイトを借りて返さず
007:快 毒あると人ら云いたるスズランの花活けたるも愉快なりしか
008:原 部活から取り残されし真昼間に原因不明のめまいが襲う
009:いずれ 人間もいずれ化石になるものと思えば楽し地学教室
010:倒 気の強い女は嫌いと言う君に倒れかかれる白昼夢みる
011:錆 憧れが錆びつきそうで怖いから君に近づかないクラス会
012:延 恋人の如き手紙のやりとりに延命治療を考えている
013:実 できたことにしてしまった実験がいくつかあってタマネギの皮
014:壇 水色の隣に白きシャツ見つけ花壇の中に逃げる放課後
015:艶 しゅるしゅると薔薇の花びら湧き出でて6月の夜は深く艶めく
016:捜 ビー玉を捜しあぐねて寝ころべば金色綿毛の2つ飛びゆく
017:サービス 青白く続く川の音静かさのサービス少し効きすぎる午後
018:援 応援の輪からはみだし太陽を背にして砂浜あゆむ6月
019:妹 まだ小さきじゃがいも畑上り来る友の妹の赤きランドセル
020:央 いつまでも左を走る犯してはいけない中央線の左を
021:折 ねむってる葉っぱが起きだして来る前に急いで右折禁止を曲がれ
022:関東 弟に東京のほうとごまかした進学先は関東の端
023:保 一度だけ保健室で寝たときの妙な匂いが甦る夜
024:維 洗濯機の繊維のくずが気になってあなたを想う夏の休日
025:がっかり あの道を左に曲がらない君にがっかりしているそういう女
026:応 "故郷の応接室の椅子が減り父の足首細りゆく夏
027:炎 母の背に炎が見える逢魔が時酒の小瓶に逃げ込んでいる
028:塗 目の上を銀色に塗り街歩く快感はいつ失ったのか
029:スープ 徹夜明けインスタントのスープからただよう湯気の中にいる君
030:噴 たんぽぽの噴火したような黄の中でだんだん小さくなりゆく私
031:栗 一里塚のむこうの道からイガ栗を投げる教師の横顔涼し
032:叩 真剣にかぼちゃを叩く君の顔からっぽになる私の頭
033:連絡 メアド変え連絡を絶つユウちゃんを友達から消す5月1日
034:由 "傷ついたちゃぶ台ひとつ探してる理由は皆がしっていること
035:因 赤い花を君が嫌いな原因を突然知った夏の終わりに
036:ふわり 明太子スパゲッティを食べながら牛乳を飲むふわり幸せ
037:宴 湯豆腐とサバの味噌煮の宴には調子外れの演歌が似合う
038:華 猫のいる中華そば屋のもっきりに学生群れる土曜日の夜
039:鮭 母の手の味の匂える塩鮭を二切れ焼いて電話をかける
040:跡 学校の帰りに君が来るようで紅葉盛りの城跡公園
041:一生 三度目の一生に一度のお願いはステーキ二切れ食べること だって
042:尊 過ぎし日に思いめぐらす中尊寺やさしい風に包まれながら
043:ヤフー 凍りつくヤフーの窓の検索語デートの前に本屋へ行こう
044:発 徹夜して一緒に書いた棒グラフ涼しい顔で発表している
045:桑 桑を食む音降る如き午後の部屋しばらく我も糸を吐きおり
046:賛 三塁側内野スタンド団長に和する賛歌の短調ひびく
047:持 それはその別れの手紙だったけど今も持ってる青い便箋
048:センター 転んでた私が見える冬の日のセンターラインのかすかな記憶
049:岬 この先を悟ったふりして岬へと2000年の夜明けを待ちに
050:頻 雛鳥の頻に鳴きしシュロの木の葉を揺らし来る朝の陽光

題詠blog2014まとめ(その2)

051から100

051:たいせつ 春の駅たいせつに思いすぎたことを悔んで蛍の光を聞いた
052:戒 鳥居の如く立ち並びたる松の木の上から我を戒める言葉
053:藍 紺碧の空と青藍の海との界に住みし妻に逢いたい
054:照 猫の尾を青く照らせる月明かり砂の中からビー玉ひとつ
055:芸術 独創の宙(そら)にどっぷり漬かり果て芸術の庭プリンが揺れた
056:余 割り算の余りで決まる今日ならば1たす1が3になる明日
057:県 山ばかりの県だと君が言っていた西へ向かってアクセル開く
058:惨 5枚目の黒く傷つく桜葉の惨めさは君に隠したかった
059:畑 赤々と育ったトマトを見送ってはたけが畑になりきれない日
060:懲 "腹大き猫にいわれなき懲らしめとして氷雨降る北国野原 "
061:倉 帰りには必ず君の部屋に寄る倉から出てきた花瓶の如く
062:ショー 深夜2時ちがう私にされちゃってショーの最後に跪いている
063:院 産院の暦の二十四節気をながめて子の名考えてみる
064:妖 庭に出て妖精と話しするらしいいつまでも少女の母の小春日
065:砲 演習の大砲ひびく山の端で私のためのキミを刈り取る
066:浸 "行く秋にAさんの部屋に入り浸りたらこスパゲッティとポテチを食べる
067:手帳 学生の時の手帳に記された雲雀が丘は君の故郷
068:沼 目の前に広がる名無き沼の辺のモンシロチョウよ逃げきれないぞ
069:排 2オクターブ低いソの音の排気音聞こえて鼓動の乱れる夕べ
070:しっとり ちぎってる手紙の束の切れ端の青い「あ」の字のしっとりとして
071:側 側溝に転がり込んだ10円をあきらめきれず水を飲む午後
072:銘 銘柄を好む人とは結婚はできないと思いつつ付き合っている
073:谷 母の住む町へと続く谷川を離れてしばしワラビ摘みいる
074:焼 「ぶん」という古くさい音響かせるパン焼き器だから君好きという
075:盆 君だけを思っていたい送り盆菊の花びら歪んで見える
076:ほのか 去年君が教えてくれた草笛の声のほのかに聴こえる気配
077:聡 少年の仮面を付けて寝る夜は聡し心の育つ気のする
078:棚 あの時に渡せなかった赤い箱本棚の隅に今も残れる
079:絶対 大丈夫ぜったい絶対だいじょうぶ恐い者は人間だから
080:議 稟議書を回せばまわるくるくると昨日の夜のタバコの匂い
081:網 知ってたよあなたが張った網だって秋になったらさよならしよう
082:チェック 今夜だけ猫になりますチェックインしないで入るホテルの中で
083:射 もう一度恋してみたいもう一度縛ってみたい裸の射手座
084:皇 絵の中に溶け込んでいる六角のBOX前の皇宮警察
085:遥 しょうがなく少女と逍遥少子化を少々止める小学唱歌
086:魅 小麦粉と彼の魅力を箱に入れ16年間熟成させた
087:故意 はまぐりの貝殻ひとつ拾います故意に落ちたと気付いています
088:七 あなたからもらった七味唐辛子モカコーヒーに全部入れている
089:煽 ただよえる外国タバコの匂いさえ煽りはしない冬至の昼間
090:布 赤い布を結ぶ横顔あたたかな風を呼び込む卯子酉神社
091:覧 学校の桜はちょうど満開で一覧表から名前が消えた
092:勝手 あたり前に勝手口から出入りするネコを嫌いになって三日月
093:印 病みてなお田の水をみる母がいて長くつの右に印を付ける
094:雇 大根の葉を刻む音響かせる雇用期間の残り迫りて
095:運命 311(さんいちいち)運命ですむものじゃない死者一万五千八百八十九人
096:翻 乙女座が1位だった日スカートを翻し行く真夏のスタバ
097:陽 思い切り遠くへ行ってしまいたい姉の墓所は陽当たりが良い
098:吉 吉凶を占う祖父の血が流れ君と一緒に行く雪祭り
099:観 故郷の父の初七日終えし日は観光船のカモメと遊ぶ
100:最後 あなたとの最後の夏は北国のモノクロームの海と香水

完走報告(小倉るい)

ようやく完走できました。ありがとうございました。

100:最後(小倉るい)

あなたとの最後の夏は北国のモノクロームの海と香水

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小倉るい

Author:小倉るい
・10月3日生まれ  天秤座 O型
・啄木のふるさとに住んでいます。

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